コンタクトレンズをして寝ても大丈夫ですか?
多くのレンズは夜寝る前に外す終日装用タイプで、これはつけたまま寝ることはできません。
つけたまま寝られるレンズには、眼科医の指導のもとに、最長1週間つけたままでいられる連続装用タイプのレンズがあります。
夜勤などで不規則な睡眠を取られる方にはこちらがおすすめですが、目への負担を考えるとできるだけ連日装用は避けた方が安全です。
充血が気になります。
コンタクトを長時間装用する方や、目が乾きやすい方は充血しやすいことがあります。
こういった場合は早めにレンズを外したり、コンタクトレンズ用の目薬を点眼することで改善が見られます。
ただし、充血には目の疾患や障害が原因で起きるものもありますので、おかしいな?と思ったら眼科医へご相談することをおすすめします。
目が乾きやすいのですが…。
コンタクト用の目薬を使用したり、意識的にまばたきを多くする、レンズをまめに洗浄するといった対処方法を試してみてください。
また、長時間および 夜間の使用、エアコンなどによる室内の乾燥、パソコンの使用も目の乾燥に大きく影響しますので、使用環境の改善もあわせて試してみてください。
乱視があるのですが、コンタクトは使えますか?
大丈夫です。全く心配ありません。
より快適な視力を追及すればハードコンタクトが断然有利ですが、最近では使い捨てにも乱視用があります。
スポーツはどの程度可能ですか?
水中で眼を開けたりする水泳や、柔道などのように眼のふちがぶつかる可能性のあるスポーツ以外ほとんど全てのスポーツが可能です。
主にソフトレンズが多いようですが、ハードレンズもラグビー、サッカー等の過激なスポーツ以外は可能です。
レンズは1日何時間くらい使えますか?
完全に慣れてしまえば、1日平均12時間前後使用できます。
しかし、誰でもという訳ではなく、ご自身が安全に使用できる時間を守ることが大切です。
また、レンズの種類によっても異なります。
定期検査のサイクルはどれくらいですか?
使い捨てレンズの場合は3ヶ月ごとあるいは6カ月ごとに定期検査が必要です。
使い捨て以外のコンタクトレンズをお使いの方でも6ヶ月間隔で定期健診を受診されることをお薦めいたします。
仮眠の時は装用したままでも良いですか?
基本的に着けたまま寝ることは出来ません。
ハードコンタクトレンズやソフトコンタクトでも連続装用ができるレンズで、しかも眼科医の許可を頂いているなら良いでしょう。
目薬を点眼しても良いですか?
乾燥感対策の目薬ならばコンタクトを装用したままでも点眼出来るものもあります。
治療目的の場合は装用しながら点眼することは出来ません。
たまにしか使わないのですが、眼鏡と併用しても良いですか?
まったく問題ありません。むしろメガネは必要です。
コンタクトレンズは四六時中装用することは出来ません、必ずバックアップ用でメガネが必要になります。
万が一、メガネの度が弱くコンタクトと大きなギャップがある場合はメガネのお作り替えをお薦めします。
アレルギーがあるのですが装用できますか?
アレルギーの症状にもよりますが、基本的には装用を控えるべきです。
どうしてもコンタクトをお使いになりたいときは必ず眼科医に相談し、適切な指示の元、コンタクトを合わせて下さい。
眼科医からドライアイだと診断されましたが、装用できますか?
率直に申しますと出来ます!ただし状態にもよりますが、ハードコンタクトが有利になる場合が多いです。ソフトコンタクトを希望される場合は装用時間の短縮や、医師の診断の元ドライ状況と併せながら適切なレンズ選択が必要になります。
お化粧はいつすれば良いですか?
コンタクトレンズ装用後にお化粧してください。レンズが入っていないと見えにくいこともあるでしょうし、お化粧が先で装用を後にしてしまうと手に付いたお化粧品でレンズを汚してしまう場合も有ります。
子供は何歳から装用可能ですか?
一般的には高校生くらいから始められる方が多いです。 コンタクトレンズはしっかりとしたケアが必要ですのでご自分で出来るご年齢から お薦めさせて頂いております。
コンタクトレンズをはじめて使うのですが痛くないですか?
初めて装用されますと若干の異物感が出ますが、すぐに慣れます。 極端に痛い!ということは有りません。
目の裏に入る事はありませんか?
私たち人間のまぶたは袋状になっていて見えないところまで行ったとしても 裏まで行くことは有りません。ずれてしまったときはご自分で無理に外そうとは せず、すぐに眼科を受診してください。
コンタクトレンズを使うと目が悪くなるって本当でしょうか?
非常に良く聞くご質問ですが決してそんな(目が悪くなる)ことはありません。 ただし、誤った使用をすると目にとって悪影響なのは言うまでもありません。 期限を守り、しっかり洗浄をし、正しいご使用をしてください。