メガネの松田 岩手県盛岡市のメガネ&コンタクトプロショップ

メガネボランティア in ネパール

メガネボランティア

The 13th EYE CAMP IN NEPAL 活動報告

第13回 活動詳細:2010年11月17日(水)〜28日(日)まで

【活動場所】
カトマンズの東40kmのカブレ郡ダダガウ村で行います。バスで3時間くらい掛かる村で活動日の初日20日は村に寝袋で宿泊になります。
【活動期間】
検査・測定/2010年11月20日~
【活動内容】
例年通り検眼、メガネの無償提供、眼科検診、眼科薬の無償提供、文具の寄付 等
【メガネ贈呈】
2010年11月26日以降のお渡しになります。皆様からお寄せいただいたフレームにレンズを入れて一人一人にかけ具合調整し贈呈いたします。

第13回活動報告

2010年11月17日~18日・・・盛岡~カトマンズ

今年は、松田陽二団長以下10名のボランティアで19歳から63歳の年齢層になりました。11月17日に盛岡駅をたち成田-バンコクを経て18日にカトマンズ着きました。

2010年11月19日・・・ベットメイキングのおばさんを相手に予行練習!

ホテルについてから、早速そのベランダで検査機材、寄贈文具などの仕分けを行い、村での活動に向け4つのスーツケースにまとめました。翌日の19日はそのベランダで検査の予行練習です。ホテルのベッドメイキングのおばさんに村人の代わりを努めていただき、日本語通訳を介しながら、受付→裸眼視力検査→問診 →検眼(老眼度数検査)→フレーム選びをして、検査の要領、通訳、流れを理解しました。

2010年11月19日・・・いよいよ本番!総勢30人での活動の朝

20日は朝5時半にロビーに集合して、食パンにバタージャムを塗り、日本人とネパール人のボランティア合計30人分の朝食の仕度と、寝袋・マットレス・検査機材などをジープに積み込み、大型バスが待っている集合場所に移動です。
6時半、集合場所にはもうすでに数人のネパール人ボランティアが集まっていました。それぞれ日本人メンバーとネパール人ボランティアのとのご挨拶で、みなさん日本語が上手い人たちです。

さすがヒマラヤ山脈を背景にした観光立国です。日本からもたくさんのトレッカーが訪れているのです。でもこの国の産業は農業と観光しかないのです。

活動場所のダダガウン村の小中学校 中学生ボランティアも含めて総勢40名に!

ジープは眼科スタッフを乗せるために国立カトマンズ眼科病院経由で村へ向かいます。
我々の大型バスは曲がりくねった道路を走り、2時間後には左手に雄大なヒマラヤ山脈がパノラマで見えてきて日本人スタッフは大感動です。
9時ダダガウン村の小中学校に着くともうすでに何人かが待っていました。校長、副校長そして村の役員さんとご挨拶を交わすのももどかしく準備作業です。
検査セクションごとにその表示ボードを貼り「ハイ受付に机2つとイス2つ」などと指示を出しながら机イスの配置作業で、ここの中学生ボランティアも含め総勢40名で汗を流します。
検査活動では、裸眼視力検査や老人誘導などで汗を流してくれた現地中学生ボランティア達の輝く瞳と素敵な笑顔に魅了されました。
宿泊は現地NPOが建てたところに寝袋で雑魚寝です。

メガネ調整をする松田社長

今回の活動の結果

集計結果
受付人数:451人
眼鏡提供数:371本
眼科検診・薬提供数:273人
鉛筆・ボールぺン提供数:3750本(孤児院を含む)

孤児院へ義援金提供5万円(物価から比例すると日本の20倍の価値があります)

天真爛漫な微笑み

またカトマンズ市内にある在籍数32人の孤児院を訪問し、筆記具とキャンディー、義援金を提供して参りました。ネパールへ政府には孤児院を運営するまでの予算はなく、すべて近所の篤志家による運営です。子供たちの服はみすぼらしいものでしたが、彼らの天真爛漫な微笑みに逆にこちらが癒されました。




「人は誰かを幸せにするためにこの世に生かされている」